新型インフルエンザ、現下の危機対応と秋以降への「備え」を

  5月後半から国内での人→人の感染が相次いで確認された豚由来の新型インフルエンザ(A/H1N1)。感染例が多く発見された兵庫県や大阪府等の地域では、学校の休校、旅行のキャンセル、イベントの延期など社会経済への影響も少なからず発現しておりました。いまだ予断を許さないながらも、5月末の段階では新たな感染確定報告が減少し、夏に向かって徐々に終息の方向に向かっているのではないかと伝えられているところです。

 とはいえ、専門家は「秋から冬に掛けて強毒性に変異する可能性も完全に否定できない」とも指摘しています。現下の危機に対応しながらも、秋以降に向けての「備え」を整えていきましょう。

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 厚生労働省のガイドラインから、以下、感染予防や“備え”のために個人・ご家庭レベルで励行すべきことを要約しました。
 被保険者・ご家族の皆様におかれましては、正確な情報の収集に努められ、警戒を怠ることなく、かつ冷静な対応を取られますよう、健康保険組合としてお願い申し上げます。

 
■個人および一般家庭・コミュニティ・市町村における感染対策に関するガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-12.pdf
 
「咳エチケット」を徹底してください
  • 咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらし、できる限り、1〜2メートル以上離れること
  • ティッシュなどがない場合は、口を前腕部(袖口)でおさえて極力、飛沫が拡散しないようにすること
  • 使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てること
  • 咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うこと。手を洗う前に不必要に周囲に触れないよう注意すること
  • 咳をしている人にマスクの着用を積極的に促すこと

感染リスクを抑えるために、守ってください
  • 帰宅後や不特定多数の者が触るようなものに触れた後の手洗い・うがいを日常的に行うこと
  • 手洗いは、石鹸を用いて最低15秒以上行うことが望ましく、洗った後は、清潔な布やペーパータオル等で水を十分に拭き取ること
  • 感染者の2メートル以内に近づかないようにすること
  • 流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控えること
  • 十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つこと

最低で2週間程度の食糧・日用品等の備蓄を

個人での備蓄物品の例

★食糧(長期保存可能なもの)の例
米、乾麺類(そば、ソーメン、うどん等)、切り餅、コーンフレーク・シリアル類、乾パン、各種調味料、レトルト・フリーズドライ食品、冷凍食品(家庭での 保存温度ならびに停電に注意)、インスタントラーメン、缶詰、菓子類、ミネラルウォーター、ペットボトルや缶入りの飲料、その他

★日用品・医療品の例
マスク(不織布製マスク)、体温計、ゴム手袋(破れにくいもの)、水枕・氷枕(頭や腋下の冷却用)、漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)、消毒用アル コール(アルコールが60%〜80%程度含まれている消毒薬)、常備薬(胃腸薬、痛み止め、その他持病の処方薬)、絆創膏、ガーゼ・コットン、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)、洗剤(衣類・食器等)・石鹸、シャンプー・リンス、紙おむつ、生理用品(女性用)、ごみ用ビニール袋、ビニール袋(汚染されたごみの密封等に利用)、カセットコンロ、ボンベ、懐中電灯、乾電池

 
【情報源】
■首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/flu/swineflu/index.html
■厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/
■検疫所
http://www.forth.go.jp
■国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/index.html
■国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html